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前田珠子『破妖の剣(2) 白焔の罠』 [├コバルト文庫]

破妖の剣〈2〉白焔の罠 (集英社文庫―コバルトシリーズ)

破妖の剣〈2〉白焔の罠 (集英社文庫―コバルトシリーズ)

  • 作者: 前田 珠子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1990/08
  • メディア: 文庫

自治都市ユラクが、白い焔につつまれて突然消えた。その原因を究明するため、ラエスリールは破妖の剣「紅蓮姫」を携えて浮城を出立した。押しかけ護り手の闇主はもちろんだが、ザハトという少年も一緒だった。荒野を旅する3人を、陽炎の鏡を通して見る者がいた。白焔の妖主と呼ばれる最高位の魔性。そしてラスたちはその恐るべき罠へと誘いこまれていった…。大人気FT第2弾。


極度のシスコンにしか見えない乱華がいとしくて仕方ないんですが!?(09/5月刊にて公認w) えーそれは置いておいて、邪羅、初登場。ザハトの陽気な雰囲気が好き。闇主みたいに、意図した空気を出さないところに、素直な性格が窺えます(闇主さんは闇主さんでいいと思うんだ、あの性格…笑)。一度情が移ってしまった者には刃を向けられない。それは相手が敵になってしまっても変わらず…。命の危険が迫っても意思を翻さないところは彼女の強さでもあり弱点でもあるんだなぁと思いました。まぁつまり、頑固ですねww 妖主さえも屈服する頑固っぷりだ^^*

浮城で嫌われているのは、嘘をつけなくて話下手な不器用さゆえで…その奥に隠れてる素直な性格に、異形や人問わず惹かれてしまうんじゃないのかなぁ。乱華にとっては、それが眩しくて憧れが憎しみに転じてしまったのだろうけど。。むつかし。


★★★★(白焔の君やザハト…というか、ラス以外の者の前になると急に口調や態度がぞんざいになる、極端な闇主さんが好きだー!!)



タグ:前田珠子
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