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十文字青『薔薇のマリア(8) ただ祈り願え儚きさだめたちよ』 [ライトノベル]

薔薇のマリア〈8〉ただ祈り願え儚きさだめたちよ (角川スニーカー文庫)

薔薇のマリア〈8〉ただ祈り願え儚きさだめたちよ (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 十文字 青
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2008/01/01
  • メディア: 文庫

ジェードリでの戦いが終わり、帰路につくZOO一行。ホッと一息つけるはずなのに、なぜかマリアの頭の中をよぎるのは、うっとうしいはずのアジアンのことばかり。自らの気持ちに戸惑いながらエルデンに戻ってきたマリアだったが、目の前に広がるありえない光景に、今まで閉じていた心が、ついに氷解する!?舞台は再び“無法者の街”エルデンへ―新たな戦いの予感と様々な想いが交錯する、誰も予想できない驚きの新章、スタート。


待ち遠しかった、アジアンメインの話スタート! 出だしから翻弄されました。え、え、え? 虚構と現実が混ざった話。あの世界から見た「マリア」は、やっぱりアジアンにとって特別な位置にいるんだなぁ。崇高にも近い想いにドキドキしました。Ver.3では外から見たアジアンが描かれてましたが、今回は彼視点で話が進んでた。さらに<昼飯時>メンバーがよく見えてきたかな。逆に言えば、Ver.3読まなかったら、彼らのこと全く知らないわけで、あんまり楽しめなかったかも。

にしてもまさか公式(しかも本編)でこんなことを見れる日が来ようとは。そんなこと言ってられない雰囲気ですが、空気読まずに言います、おめでとう!! しかも9の予告絵が素敵すーぎー(もちろん今回の表紙も素晴らしいです)。マリアとどんな関係があるのかな。運命の出逢いってよく言っているけれど。  ひとめぼれ、なんて、安直な理由だったら良かったのに。


★★★★
 


タグ:十文字青
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