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『キノの旅 12 ―the Beautiful World』 [ライトノベル]

キノの旅〈12〉

キノの旅〈12〉

  • 作者: 時雨沢 恵一
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: 文庫

●あらすじ●そして、すぐに、キノとエルメスは大きな病院の前にさしかかった。玄関ドアの前に、数人の看護婦が見送りをするために並んでいた。さらに、一台の黒塗りの車が道に止まっていて、運転手がそのドアを開けるところだった。車の後ろにエルメスを止めて、キノはその光景を眺める。やがて、祝福の声に包まれて、病院から夫婦が現れた。若い二人は顔に笑顔を浮かべながら、夫の方は大きな鞄を、妻の方は、小さなバスケットをその手に抱いていた。夫婦はお世話になった看護婦達に何度もお礼を言って、幾人かと笑顔で抱き合った。(プロローグ「幸せの中で・b」)他、全16話収録。


シリーズ第12冊。半年ぶりに読みました。
ひとつひとつのお話が短いからか、アッサリ読了。惰性、まではいかないけれど、発売されたらついつい読んでしまうシリーズです^^*
前にも書いてたけど、本当に、そろそろ”あとがき”がピンチな気配。普通のあとがきを読むのは(と言っても、量が量ですが;)はじめてかもと思うと、少し新鮮な気分でしたw


以下、お気に入りを抜粋。と、語り。


◆正義の国
◆努力をする国
キノたちが訪れる国は、わたしの考える<普通>の斜め前上を行く国ばかりです。無論、そこに住んでいる人たちの思想も受け入れがたいものもあったりするんだけど、上2つのは ど こ か し ら 共感を覚えた…ような気がして印象に残りました。

◆賭の話
オチはわかってだんだけどねw
「●●か、○○か」の選択肢が妙にツボ。

◆雲の前で
喋るモトラドって、エルメスだけかと思っていた。この一人と1台のお話も読んでみたい。この子の場合、キノたちよりも、生きるのが大変そうだけど。

◆あとがき
これはひとつの話にくくってもいいよねwひとつの話分ほどの量のあとがきって…。さすが”時雨沢クオリティ”。笑
内容は結構気になるお話でした。作家・時雨沢恵一の、小説ができるまで。
こういう、現場ネタは普段知らない世界なので面白かった。

 

★★★☆

『キノの旅 11 ―the Beautiful World』(080502)


タグ:時雨沢恵一
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コメント 6

朱音

今、キノの旅Ⅱを読んでいます。
先行き楽しみです♪

by 朱音 (2008-11-28 18:12) 

ミナモ

>朱音さん 
キノシリーズはいろんな要素が詰まっているので好きです❤
まだまだ面白い物語が待っていますよー♪

niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-11-28 22:56) 

ミナモ

>みきさん
>「直chan」さん 
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-11-28 22:57) 

kaz777

やっぱりkaz777はメグセロよりキノの方が好きです。
by kaz777 (2008-11-28 23:47) 

BlogPetのミナト

ミナモと、笑内容を共感したかった。

by BlogPetのミナト (2008-11-29 10:38) 

ミナモ

>kaz777さん 
メグセロは今ハマリ中ですが、読み返したくなるのはキノですねぇw

niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-11-29 21:27) 

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