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『旋風天戯 ~始まりの地へ~』 [├コバルト文庫]


旋風天戯~始まりの地へ (コバルト文庫 せ 1-34)

●あらすじ●貫琅についていく決意をした芦笙は…!?
妖魅退治の旅の途中、やっと貫琅と心が通い合った芦笙。だが貫琅の兄・縁とともに資産家殺しの罪を着せられ、追われる身に。そこへ燕国の使者が現れ、世継ぎの公子である貫琅を迎えに来たというが!?

妖怪の身になりつつある呪われた少年と仙人の子孫である少女の恋物語、第5弾。
ついに相思相愛になった二人なわけですが、二人の間にある壁はまだ完全に取り除かれていないようで。前回の玉麗の台詞が二人を縛ってしまい、ようやく想いが通じ合えたのにギクシャクした雰囲気が流れ始めて…。。
実はちゃんと3角関係が成り立っていたのに軽くびっくり。おお、お父さんやっぱりそうだったんだ…。けれど、何だかアッサリ決着が着いてしまって少し残念だったり。いや、”運命の二人”って時点で3角も何もない感じですけど。それでも、もう少し足掻いてる姿が見たかったなぁ。

そして、なんと次で終わるんですか!?
何か、もう、全員集合!ってな感じになっていて、これどうやって畳むのか(畳めるのか)すごく気になります。ラブ面も丁度良い頃合ですし、打ち切り…とは思いたくないですが。。
あ。『~いつわりの花園~』も同時収録。時系列で言えばまだ皆で旅をしていた頃のお話。少年時代の貫琅と縁が挿絵もあって更に可愛かったですv

1票どうぞー。



★★★+
タグ:瀬川貴次
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ミナモ

>kaz777さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-09-06 09:00) 

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