歌っていいなって思えた映画 [日々のことでも]
もう、この一言につきます。
1949年、失業中の音楽教師がやってきた学校は、素行が悪かったり親がいない生徒たちのいる場所だった。
駄目と見切られている子供たちを救う手立ては……音楽だった。
全体的に暗めの雰囲気が私は好きだった。
最初は音楽教師をひやかしていた生徒たちも、いつしか本気で歌に取り組む様子が微笑ましかった。
何といっても、一際目立つ美少年のオランジュ役のジャン・バティスト・モニエ君の歌声にものすごく感動した。
なんでも、少年少女合唱団に所属しているみたいだが、“天使の歌声”と言われるだけのことはある。
やわらかいソプラノが合唱の中で綺麗に溶け込んでとても心地良かった。
ヒューマンドラマだけど、コーラスを聴くために観てもいいくらい。
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