『鬱金の暁闇15 破妖の剣6』前田珠子 [├コバルト文庫]
鬱金の暁闇 15 破妖の剣(6) (破妖の剣シリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 前田 珠子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: 文庫
死闘の末、ラスは第六の妖主・雛の君と対等の存在―新たな世界の「女皇」となる資格があると認めた父・王蜜の妖主。一方で母・チェリクは世界の亀裂が目に映り…。シリーズ第6弾その15。
最終決戦は、おあずけでした!
ちょっと浮き立った前巻から、進行は通常通りでしたが物騒なロマンスが拝めました。闇主は読んだ当初は、掴みどころのない(掴ませない)キャラクターだったのが随分じぶんの感情を直球に伝えるようになったなぁ。ヒロインに対して「何度も欺いたし、裏切りもしたし、その死を願ったことさえある」と平然と本人の前で言ってしまうくらい本当酷い男なんですが!! 色々と足掻いたものの、初対面の時点で敗けていたヒーローだったんだとようやく認めてくれたので良しとしてしまう。
場面変わって、ラス母チェリクと緋陵姫の一件に関しては…ああ、どんどん乱華の印象が悪くなる一方で。どんどんこじらせて苛々する一方で痛々しく見えてきた。「翡翠の夢」の頃が一番哀れで、悲しくて愛おしい存在でした。。
タグ:前田珠子
ご無沙汰してます。
鬱金の暁闇…長いですね。しかも1冊の厚さが どんどん薄くなってきてて(涙)
この間 新刊が出たと思ったら…結果はエライことに。ひゃ~!! です。
by みーはー熊 (2013-08-05 21:21)
☆熊姉さん
こんにちは、お久しぶりです!返信が遅くなりました。。
鬱金の暁闇…もう15冊以上も続いて尚、本編の半分過ぎるか過ぎないかなのかと思うとちょっと気が遠くなりそうですね。。
厚さも薄くなっていきますし、短編も挟まれるようになりますしで(汗)
と、ブチブチ言いつつも続きを手にとってしまう性(苦笑)
ひゃ~!!な展開がどんなモノなのか、気になりますね!
by ミナモ (2013-08-17 16:07)