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十文字青『薔薇のマリア(13) 罪と悪よ悲しみに沈め』 [ライトノベル]

薔薇のマリア  13.罪と悪よ悲しみに沈め (角川スニーカー文庫)

薔薇のマリア 13.罪と悪よ悲しみに沈め (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 十文字 青
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/04/01
  • メディア: 文庫

マリアとトマトクン、大決断! ルーシー編、クライマックス!ヨハンを失った《秩序の番人》は力を失い、街にはSIXが唱える「悪徳再生(リヴァイス)」の声が響く。その渦中で、マリアとトマトクンはある重大な決断を迫られるのだった!


本編第13巻。
ぎっちり…っ。盛りだくさんでした。内容も分量も。

「ルーシー編」と書いてありますけど、今回ルーシーは影が薄かったような…。 てっきり「SIX編」かと。。 まぁ、新人くんよりも薔薇マリ当初からいるメンバーの方がSIXへの感情が激しいかったから・・しょうがないのかもしれないけど。
たぶん、今まで読んできたキャラたちのどれよりも醜悪で最悪なキャラだったSIXとの最終対決が今回のミソです。 正直もなにも、彼の台詞や独白部分は気分悪くてかなりすっ飛ばし気味に読んでるんですが、、”彼”だった頃の独白は目を引きました。 かといって印象は変わらなかったけれど。

あと、まぁうるさいくらいに言ってますけど(大好きなんだもんー)、アジマリ具合が大変よろしくて、にょほほと言ってしまったくらいでした(笑) 見開きカラーから飛ばしてるなぁ、馬鹿一号^^
それに、マリアからもベクトルがあったような気がして、…逆に不安になってきた。
煽るだけ煽っといて落としそうなんだ、この作者さん(笑顔)
Ver.3とか、本編10巻までのアジアン編?とか読んでいると、やっぱりアジアンにはもう痛い展開になってほしくないと思います。願いたい・・!


→前巻「夜に乱雲花々散れ」の感想

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タグ:十文字青
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