今野緒雪『お釈迦様もみてる 自分応援団』 [├コバルト文庫]
- 作者: 今野 緒雪
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: 文庫
「マリア様がみてる」姉弟編！ 男だらけの体育祭！！二学期、ホームルームでは体育祭の代表選手を決めていた。イベント好きの祐麒はクラス対抗をがんばろうと思うが、周りは何故かさめている。実は、花寺の体育祭には、祐麒の知らない秘密が…！？
ひそかに楽しみにしているシリーズ第４巻。 今回のイベントは体育祭。 前々巻は高田、前巻はアリス？ときて、今回は小林がスポット当たっていて、そのせいでかウジウジしている雰囲気が終始まとわりついて、「この子たちめんどくさい…」と思わなくもなかったり。
祐麒が敏感だからなのか、深く考え込むタイプなのか―少人数の無所属に入っているから人の目を余計に気にする環境にいるからか、いろんなところに気がついたりして、ぐるぐる考えてしまっている。
ショーネンこと小林くんも、器用なのか不器用なのかわからないし、、騎馬戦の場面まで堂々巡りだなぁとムズムズ。 まぁ、最後はスッキリしたけどねっ。
柏木先輩の立ち位置、祐麒の奮闘ぶりを後ろで見ていて、ちょっと手を貸せるようなところにいるんだなぁ。 祐麒はめったに頼らないけど、柏木先輩への信頼（むずがゆいな）が育ってきていて、なんだか微笑ましい。 あの会話さえなかったら邪目線で見ないよ。。
先輩ｓでは、アンドレ先輩がどんどん祐麒を可愛がってきているように見えなくもない。 無自覚なところもかーわええ。
マリみてのキャラたちが見れるとしたらもう少し先かな。そろそろ文化祭迫ってきているし。マリみて読んでいたときは、柏木先輩は悪役だったようなイメージが残っているので、どうなることやらｗｗ
それに、二人の少年の秘密の会話が気になってしょうがない。それを読んでるときぱっと柏木先輩が出てきたんだけど…まさか、ねぇ。
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