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金蓮花『黄昏の伶人 竜の眠る海』 [├コバルト文庫]

黄昏の伶人―竜の眠る海 (コバルト文庫)

黄昏の伶人―竜の眠る海 (コバルト文庫)

  • 作者: 金 蓮花
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 文庫

魔女からジェイを救い、オディロカナ王国へ向かうリューイ。だが、3日間全く凪ぎの状態が続き、2人を乗せた船は動かない。そんな時、ジェイは美しい少女の姿をした幽霊に魅入られてしまい…!?

シリーズ3冊目。 前回の感想はこちら

<暁の傭兵>とうたわれる剣士・ジェイとリューイ王子の側近を勤めるゾーイの仲が、友達未満なささやかな関係を育む物語・・・だった?
主人公のはずのリューイ王子がとても存在感薄かった…あれ、最初と最後しか出てきてないじゃない! それでも面白いなぁと思えたから良かったの・・かなぁ。。

金さんの作品は最終巻まで読んだシリーズは一つしかないのだけれど、ちょこちょこ手を出してます。で、今回読んでふと思ったのだけど・・・虐待、というか精神的にも身体的にも傷づける場面が少なくないなぁ、とか。気のせいかな。うーん。

リューイ一行はオディロカナに戻ってくるようなので、今度はメインキャラたちの恋愛要素が見れるかもしれない。ちょっと楽しみ。


タグ:金蓮花
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