手島史詞 『影執事マルクの天敵』 [ライトノベル]
「ごきげんよう。あたしはクリスティーナ。そこのマルクはあたしの弟なんですの」真っ赤な口紅にドレス、明るい茶髪は縦ロールというド派手な出で立ちでマルクとアイシャのあとをつけてきた不審者―それは、マルクの姉、ではなく女装の兄・クリスだった.
ということで、新刊出たのを見かけてあわてて3巻読みました。だって新刊結婚式に出るかのような装いだよ…気になって仕方ない。確か表紙がマルク&エルミナ嬢でなかったから少しテンションが下がってたのかな…そのまま数ヶ月放置て。あくまで表紙は二人で統一してほしかった、のかも。
さて3巻。今回は侍女のアイシャがスポットに当たっていました。同じクーランのアルバがさりげなく出番が増えてきてほくそえみました。← そしてドミニクが印象変わったなぁ。謎も一層増して、彼何者だ??
しかし一体、襲撃した者(たち)が屋敷で働くことになる構図は変わらないのか…懐入ってしまったら昨日の敵は今日の友…みたいな?(全然違うと思う) いいんだけど、人覚えられない…!! 1・2巻のときの古参メンバーでのやりとりをもっと見てみたかったから、新規参入がぞくぞく入ってくると古い新しいとかそんなこと言ってられなくなってしまったなぁと。少し寂しい、というか、置いていかれそう。そしてフラグが立て続けに…! 「影執事マルク」には、ハーレムとかあんましなってほしくなかっただけに地味にショックだったり。カナメ可愛いんだけどね。特にメイド服着たときとか…さりげなく乙女になっているところとか。でもやっぱりエルミナ嬢を立ててほしいといいますか…(エルミナ嬢傾向)!!
ところで表題の天敵=マルク兄? 新キャラ(襲撃者含む)で彼ほど惹かれた人はいなかったかも…ああ、素敵、女性を崇高するあまりにあんな格好…。女子ばっかり増えても(アーロンは気にしない)とどうしても思ってしまうので、彼の再登場切実に望みます。(→追記:4巻読了。出てこなかった…)
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