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橘香いくの 『ブランデージの魔法の城 魔王子さまの嫁取りの話』 [├コバルト文庫]

ブランデージの魔法の城―魔王子さまの嫁取りの話 (コバルト文庫)

ブランデージの魔法の城―魔王子さまの嫁取りの話 (コバルト文庫)

  • 作者: 橘香 いくの
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/06/02
  • メディア: 文庫
超わがままな魔王子さまにさらわれた!? 元王子さまの魔術師ドナティアン・シャルル。ある日、跡継ぎをつくろうと思い立った彼は、魔法の力でとんでもない行動にでて…!? 平凡な田舎娘アドリエンヌと、恋知らずの魔王子さまの物語! 


気苦労が多い女の子が倣岸不遜な元王子さま(現在魔術師)に突然攫われてしまうところからはじまりました。恋も愛もすっ飛ばして子を求める魔王子(あくまで”子”だけ)wに、アドリエンヌがどう抵抗するのかが楽しくて楽しくて! 魔王子・シャルルも人間、特に女性に対してスレた感情を持っていたのが、規格外の反応を見せるアドリエンヌに段々興味が沸いてくる様子ににやにやです。これだー、王道、大好きだー。

第1話の元王子vs村娘も好きだけど、2話目が特にお気に入り。アドリエンヌの家族と、村人たちの反応がおかしかったです。彼女のコンプレックスの原因の妹ファニーがニクかったw 最後にあんな仕掛けをしてくれるなんて! 1話より2話の方がラブ度高めで満足だったけど、さりげない家族の反応にさらに楽しめましたw

グリム童話風な雰囲気。
面白かったー! 素敵なラブロマンスコメディでした。


★★★★

 


拝読・・・みりおんぐらむさま、Vanilla Letterさま


タグ:橘香いくの
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