★十文字青『薔薇のマリア(10) 黒と白の果て』 [ライトノベル]
ついに幕を開けた“7Sと七つの勝負”。魔術士ルヴィー・ブルームが仕向けた、七つのステージで待ち受ける強敵に挑む、八人の誇り高き仲間たち―捕らえられた“昼飯時”のメンバーを救うため、勝算も定かでない過酷な勝負に、みな爽やかな笑顔で身を投じてゆくのだった。一方マリアも自分の役割と使命を理解し、帰り道なき戦いに挑んでゆく―。戦いの果てにマリアは、そしてアジアンは何を見るのか、そして二人の想いは…。
…ごちそうさまでした!! バトルはシリーズ中最高潮に(私の中で)盛り上がってました。アジアンとマリアの掛け合い度合いも急上昇。マックス突き抜けた? まず表紙に惚れたよ…この構図素敵…!! 本編、端々からアジアンを気遣う様子が伝わってきたり、嫉妬する(断言)姿を拝めたり、もうもうもうマリア可愛かった。頬緩みっぱなしで危なかったです。そしてバトル。本来協力することなどしないクランのメンバーたちがタッグ組んで戦う姿に、ルヴィー・ブルームが用意したゲイムおかげとは思わないけど、珍しいチームプレイを見れて満足っした。特に飛燕&最強ユリカがにやけたり熱かったり激しかったりで、のめりこみました。見せ付けてくれたよもう!(ちょっとカタリやマリアが可愛そうw)
そしてベティ怖い。ビビりました。そんな目を向けられるようなこと、ずっとマリアは逃げていたからかもしれないけど。ようやく、それを見ようとする気持ちの強さと彼への関心が強まってきたんじゃないのかな。って思ったり。ラストバトルとか、も―――う切なくて狂おしい想いが溢れてきて、嬉しい。荊王のような掻き回し役も、なんだかんだでフォローされてて嫌いじゃないけど(むしろ好感度上昇中)、でもマリアの隣にはやっぱりアジアンかなぁ。ああ、もう、好きっ。
★★★★★(ところで、カラー3Pの場面はどこにあるんだろ。何回読み返しても見つけられない・・・!!)
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