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手島史詞 『影執事マルクの手違い』 [ライトノベル]

影執事マルクの手違い (富士見ファンタジア文庫)

影執事マルクの手違い (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 手島 史詞
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/10/20
  • メディア: 文庫

●あらすじ●ヴァレンシュタイ家の新米執事・マルクは優秀だった。柔和な笑顔にスマートな身のこなし。よく気がついて知識が豊富。「マルクさんって、何でもできるんですね!体は弱いけど」素朴に感心する使用人たち。うら若き美貌の主・エルミナも無表情ながら満足のご様子。だが本人だけは不本意だった。私はなぜ「おいしい紅茶」なんて淹れてるんです!?山犬の精霊“クフ・リーン”を使役する「影使い」の暗殺者が、なぜ!?—なぜ?それは、強大な精霊に守られたエルミナに返り討ちにされたから。絶対服従を強いる「空白の契約書」にサインしたから…。風変わりな主と執事のコミカル・バトラー・ファンタジー。


シリーズ1冊目。初・手島さんです。
どうして今まで気づかなかったんだろう……がっつり、好みでした!!

最近はまっているのは「あくまで、執事です」な、超スーパー何でもこなせちゃう執事漫画ですが、こっちの執事も負けちゃいない^^笑 確かに何でもできる…できるけど、彼の辿ってきた人生経験からか少し滑稽で、どれも必死で懸命なのに失礼ながらその姿が笑いを誘ってならんのですがw 元暗殺者・マルクが一瞬で破れ、付け焼刃状態でその相手の執事となる…って展開から笑いました^^瞬殺かい!!w

中世風な時代に、精霊たちも現れるファンタジー。そしてメインは執事とお嬢様!!こんなにどツボな設定が勢揃いで十分なのに、更に予想斜め上回ってキャラがよく動きます。マルクが動く動く。そしてヒロイン・エルミナもベターな無表情キャラかと思いきやちょっとした仕草がきゅんときます。ええ、懐中時計には思わず吹き出しましたよっ(≧▽≦/// 使用人sも激しくつっこみたくなるくらい いい 性格してますが、何と言っても精霊<クフ・リーン>が人間くさくて愛着わきます❤台詞がないだけに、想像しちゃってww

そんなコメディ要素たっぷり備えながらも中盤のエルミナの秘密やマルクの負い目にヒヤリとしつつ、最後のバトルできっちり締めてくれました。見せ場もあったよマルク。←
精霊を使ったバトルは熱かったし、屋敷でのアレコレも楽しかったです。
あとがきの一文にラブ要素を期待して、2巻読みますー❤


★★★★(まずは顔見せ&設定認識)


タグ:手島史詞
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コメント 1

ミナモ

>僕さん
>あきねさん
>kaz777さん

niceありがとうございました✿
by ミナモ (2009-02-26 13:30) 

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