毛利志生子『ソルティ・ブラッド 狭間の火』 [読書]
京都府警刑事課に所属する新卒キャリアの宇佐木アリスは、ある放火事件の捜査を担当することになった。捜査するうちに、彼女は人間の血液を主食とする者たちの存在を知り・・・。
まだ序章のうちに入るけど、これからが楽しみな一冊! 現代に人知れず共生している「吸血鬼」。主人公アリスは、事件捜査と彼女自身の体質―事件や現場に居合わせる確率がとても高い―によって、 彼らの領域へ踏み入れることになり・・・。新卒刑事アリスと吸血鬼の理一との関係が面白いです。現時点で糖度がほぼ無い状態から・・恋愛になるのか友情になるのかさえも未知数のため、どんな転がり方になるか楽しみです。
と、続編前提で考えてしまっているけど、出るよね・・・?
(同文庫でお気に入りの『下鴨アンティーク』が単発ものかと思ったら6月に続編が出るそうなので、これもシリーズもののひとつだと思いたい・・!)
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