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『うちの執事が言うことには3』高里椎奈 [読書]

半熟ながらも次第に主従関係を確かなものにしつつある烏丸家の当主花頴と執事の衣更月。しかし烏丸家に新たな脅威が襲いはじめ…。

2巻の予告通り、花頴の騒がしく厄介な友人である赤目青年の本性が顕わになった本書は、今までで一番の脅威でした。とはいえ、、赤目青年大活躍の話に至るまで、花頴と烏丸家の人たちとの間には疑いようもない関係が築き上げられている話を見ていると、実際赤目青年の話になったときは実は余り心配はしていなかったような。

衣更月の憧れの対象である執事の鳳と花頴の父の主従関係に今までとらわれがちであったのが、ラストの衣更月の一言で、二人らしい主従関係を着実に歩み寄り始めているなとニヤニヤしてます。花頴らしい主人の在り方も頼もしく、幼い部分も残っているものの、花頴への安心感が大きくなって気がします。

うちの執事が言うことには (3) (角川文庫)

うちの執事が言うことには (3) (角川文庫)

  • 作者: 高里 椎奈
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2014/11/22
  • メディア: 文庫



タグ:高里椎奈
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