『封殺鬼 数え唄うもの』霜島ケイ [少女小説]
新宿で平和を謳歌していた野坂三吾(職業・拝み屋)は、大江山の酒天童子こと戸倉聖に弟子入りをせがまれ、ほぼ流されるまま厄介な依頼を持ち込まれる。謎の数え唄と孤島の伝説の正体を明かし、奇怪な殺人を鬼たちは止められるのか。
時を経ても変わらない鬼たちにほっとしたり。
本書は現代編の半年後の話らしく、桐子編(ルルル文庫版『封殺鬼』)からの読者としては鬼以外の登場人物が一変した印象を受けて、最初は少し置いてきぼりにされた気分。あと絵師も也さんからカズキヨネさんに代わったこともあって一新したのかなぁ。メガネ&スーツの弓ちゃんにたまげた…! ただ、現代編もそれぞれキャラが立ってる人たちばかりで覚えやすく、いつの間にかすんなり馴染んでしまったような。(特に神島家次期当主の達彦さんが気になるところ!)
現代編のキャラたちも気になってきたので、そろそろ現代編(キャンパス文庫版)のを読もうかなぁと思いつつ。今回は単発ものらしいけど、もっと鬼二人の活躍が見たいのでどの時代になっても新作読みたいな!
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いつの時代も変わらない聖と弓生の鬼コンビ。
それに振り回される周りの人達…
今回は可哀想な三吾でしたね~。
自分の家からは逃げ回ってる三吾ですけど、鬼達からは逃げられませんね。
まぁ、ある意味 修業…になってますかね!?(笑)
by みーはー熊 (2014-01-27 15:41)
☆熊姉さん
こんばんは! 上手いことおっしゃいますね!(笑) 修業ですね…w
齢千年を超える鬼たちからすれば、三吾のあがきなんて軽くはねのけ
られますよねぇ。お人よしな三吾だから、さらに拍車がかかって
面白いことになってました。
今後も、鬼たちのシリーズが出ることを期待したいと思います!
by 香穂 (2014-01-28 22:34)