『やがて、警官は微睡む』日明恩

やがて、警官は微睡る

• 作者: 日明 恩
• 出版社/メーカー: 双葉社
• 発売日: 2013/02/20
• メディア: 単行本

横浜みなとみらいに新規オープンしたホテルに立てこもり事件が発生した。見合いのため偶然ホテルに居合わせていた刑事・武本は、かつての部下だった潮崎と連絡を取りつつ犯人グループに挑んでいく。シリーズ第3弾。

和風ダイ・ハードだった。（作者も意識していたみたいで、マクレーン刑事という名が出てた…）

続編出たよ！ 前作読んだの、もう5年も前になるのか。。前二作と比べると、随分と派手な展開。本シリーズ、派手さはないが人の内面をより深く描写した人間ドラマという認識だったのだけど、良い意味で裏切られたな。敵グループのキャラが魅力的に映った分、彼らの描写が少し雑に感じてしまったものの最後までぐいぐい読ませられました。まだ気になる点がいくつか残っているということは、続き期待していいのかな…？ ぜひとも読みたい…!!

それにしても、武本・潮崎コンビは変わらぬ良い連携が取れていて、改めてこのコンビ復活はすっごく嬉しい。ついつい興奮してしまいました。 潮崎が登場してからは、特に読書ペースが加速したな。それぞれの自分の性格・特性・役職を理解したうえでの連携した動きはたまらないものがあります。

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