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『写楽あやかし草紙 月下のファントム』希多美咲 [├コバルト文庫]

写楽あやかし草紙 月下のファントム (コバルト文庫)

写楽あやかし草紙 月下のファントム (コバルト文庫)

  • 作者: 希多 美咲
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/11/30
  • メディア: 文庫
火事で死にかけていたところを妖の頭目・上総に救われ、妖の眷属「斎藤楽真」として生まれ変わった浮世絵師・東洲斎写楽。人に害をなす妖退治をするため、潜入捜査を始めるが?

表紙の主従を逆にとらえていたわ。

内容知らず先入観で表紙中心にいる青年が主で右手の彼が従と思っていたので読み始めから混乱しかけてました…。そんな誤解はさておき。史上の人物が全く別の存在として生まれ変わって動く話は、余り好きではありませんが、時代設定や妖絡みは好み。
楽真の兄貴分的な喋るウサギが居て楽しかったです。楽真につっかかってきたり、気を回して空回りかけたりしていて面白かった。逆に主人であるはずの上総の存在感が薄かったような。いや、良い兄さんぶりで危うく妖の頭目であること忘れかけてた。。楽真とのやりとりは妙に思わせぶりな文章が気になったけど、主従関係と言うよりは優しい兄さんと意地っ張りな弟のイメージでした。

直球なお話で個人的にはもっと裏があるのではと勘ぐってしまった。

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