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『来鳴く木菟 日知り月 薬屋探偵怪奇譚』高里椎奈 [読書]

来鳴く木菟 日知り月 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス)

来鳴く木菟 日知り月 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス)

  • 作者: 高里 椎奈
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/11/07
  • メディア: 新書

秋が殺人事件の容疑者に挙げられている?! 殺された男性の口から薬屋の名刺が発見された。秋を信じるリベザルだが、ついに警察の捜査は薬屋にも及んで…。シリーズ第6弾。

面白かったなー。第1部での馴染みの人たちが顔を出したり、名前が出ただけでもにやつきました。ようやくのお出まし高遠さんや花屋二人の再登場嬉しいね!高遠さんと秋の掛け合い…腹の探り合いのような微妙な距離感も健在で、面白い。御兄弟の再登場も近いのかしら。。うーん、主人公トリオは相変わらずだから第一部から約10年経ってる事実に今ひとつ実感わかないなぁ。と思っていても、ふと、時の経過を思わされて少し懐かしいような寂しいような感覚。2部に入ってから少し感傷じみて読んでいる気がします。。

妖怪が人間の世界でも棲めるように存在するのが薬屋の意義だけれど、今回のケースを見てると少し不安に思うことも。変わらずいて欲しいし、リベザルのように成長を見るのも楽しく思うし。悶々。

しっかし、まったり待ちたいシリーズなのに、最後で気になる引きを……。あ、友人(笑)の悪魔の登場も、も!


タグ:高里椎奈
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