UN-GO 第8話「楽園の王」 [アニメ]
例え、自分の血をいくら流しても…彼は必ず真実を…ミダマを私に捧げる…――。
(坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖 “愚妖”」「選挙殺人事件」より)
犯人の女性の、慟哭のように言葉を叩きつける姿に絶句。「戦争をおもちゃにしていたのよ!」と泣き崩れる彼女に、声をかけることができない。零れた涙が、偽りの世界を現実へ映していく。この解答、真実のその先の展開、2話以来すごく刺さった。そしてBGMがさりげなく入っていて、それがたまらなく感情的にさせるなぁ。
そして自称・作家はあえなく今回で退場? あの姿を見ると「因果論」の彼らを思い出して、とても生存しているようには思えないのだけど…。
◆ここに来て速水刑事が意味深に動き出した。あの風守の回から、完全に残念な人の立ち位置にいるんですけど、挽回あるのかな。
次回、第9話 「海勝麟六の犯罪」
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