『大陸の王 四界物語3』黒川裕子 [ライトノベル]
金翅の女王竜ファティオータは皇帝の手中に捕われ、リンゼイ・ヴォーは反乱軍の指揮者として仕立て上げられる。そして四界の海中へと溺れていったシルッカは…。四界を巡る海上ファンタジー最終巻。
壮大な四界の物語が綺麗に終結して清々しい気持ちで読み終わりました。寂しい気持ちは消せないけど、前向きなラストで良かったと思います。悲しいとは、言ってはいけないよね…。
シルッカや皇子は、本当にたくましくなったなぁ。ラストのシルッカの行動(挿絵の部分)が、1巻ではありえないくらいに(笑)強くなったんだなとしみじみ思いました。主役二人と一匹の描写は多いですが脇を固めるキャラクターたちも魅力的な一冊。ちょい役のおっさん騎士たちですら良いキャラしてた。あとは、ヒロインとも言えるファティオータが小生意気で愛らしい竜でしたね。
1巻序盤、波頭馬を操り海上を駆ける姿に惹き込まれ、あっという間に3冊読んでしまいました。 色々と気になるところがあるので補完本1冊出してほしいです。
以下ネタバレ感想。
◆彼の死はあまりにもショックで…役目を終えたということで、受け入れられるけど…。リンゼイ皇子の側で支えていて欲しかった。シルッカも皇子の側を離れてしまいますが彼の場合は”ファティオータ”との再会が皇子との再会につながると信じてます。何時になるのか、再会さえ確証もないけれど、今のシルッカなら大丈夫だと思える。NO.6に被るんだけど(笑)皇帝になったリンゼイが一人バルコニーに佇んでいるときに、ティーの背に乗ったシルッカと再会するんだ…と想像して慰めてますw
タグ:黒川裕子
こちらでははじめまして!
twitterではお世話になっております、浩です。
実は以前からこっそりお邪魔していたのですが、『四界物語』が個人的大ヒットだったので調子に乗って書きこませていただきます。
まず、あの、オススメしてくださって本当にありがとうございました!
骨太な物語にどっぷり浸かれてしあわせです。
何度も頷きながらミナモさんの感想を読ませていただきました。
彼の死、私もショックでした。
物語の激しさとは逆に穏やかなものだったので余計に……!
まだまだ気になるところがたくさんあるので、補完本の刊行を同じく願っています。
ミナモさんの再会シーンの想像がすごくありえる! と思えて、ひとりでにやにやが止まりません(笑)
長々とまとまらないコメント、失礼いたしました。
これからも何とぞよろしくお願いいたします(*´ω`*)
by こう (2011-10-11 23:28)
>こうさん
わわっ初めまして(笑)
コメントありがとうございます~。というか、見てくださってましたか…////
ひっそりこっそり書いてるブログですw
『四界物語』が本当好きなので、こうさんも気に入って頂けたようですっごく嬉しいです! 骨太な物語は、自分との相性が合うととことんのめりこんでしまいますよね。
うう、彼の死は…今思い返してもこみ上げてきそうで…← 特に好きなキャラクターでしたので。でも、見せ場もきっちり逃さずやってくれたの、かな。。
補完本ぜひぜひ願ってます><
ところで、もうひとつの『翼の帰る処』も、本シリーズとはまた違った素晴らしいファンタジーものですので、懐具合と、時間の都合がついたときにでもお手に取ってみてください☆
こちらこそ、興奮して思わず長文レスしてしまいました; おまけに大分遅くなってからの返信ですみません。。
ありがとうございました!後ほどサイトおじゃまさせていただきまーす♪
by ミナモ (2011-10-16 16:45)