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『結界の森へ ミヤマ物語 第二部』あさのあつこ [読書]

結界の森へ (ミヤマ物語 第二部)

結界の森へ (ミヤマ物語 第二部)

  • 作者: あさの あつこ
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2011/04/22
  • メディア: 単行本

ハギの母を救い出すため、透流はハギと共に「ウンヌ」の世界に足を踏み入れる。ウンヌ/雲濡―同じ響きを持った異なる世界を巡るハギと透流の物語。

人間に怯えて中々心を開いてくれないハギに対して透流が一生懸命話しかける場面がお気に入り。何気ない言葉を改めて考えさせられる。 この物語はハギ(異種族)との交流を通して、透流の成長過程を見る話でもあるかもしれません。 同著の『NO.6』のように少年コンビが主役だけど、取り巻く雰囲気は本シリーズの方がより低年齢向けっぽく描かれているような。

前作は3年も前に読んだので設定云々忘れかけていましたが、イジメに遭い田舎の「雲濡」へ訪れた透流と、「ウンヌ」の世界からやってきたハギの出会いで終 わっていたのでそんなに話は動いていませんでしたか。今回は、互いの存在のさぐり合いからハギの住む世界「ウンヌ」へ共に行き危ない綱渡りをするところま で。ラストがばっさり良い所で切られていたので次はもっと早めに読みたいな。きな臭い「ウンヌ」のシステムに透流はどう対峙していくのか、ハギ母子は無事なのか。

 
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