『零崎人識の人間関係 零崎双識との関係』西尾維新 [ライトノベル]
零崎双識と”呪い名”集団の殺し合い―通称『小さな戦争』に巻き込まれた人識は、兄を救うため単身”呪い名”と戦闘を繰り広げる。
人間シリーズ最終作。のうち1冊。 時系列順に読むことにしたので、本作は出夢に続く2冊目です。あのとっても変態な長兄が色々と見せ場があるのかと思いきやほとんど出番がなく、兄と敵対してる集団を(不本意だが)代わりに人識が闘う話だった。途中、他の兄たちも出てきて、零崎一族好きにはオイシイ1冊。
ただ、せっかくだからお兄ちゃんと共闘とか、そういった展開も期待しなかったわけではなかったので、少し残念だったなーと思ってたんですよ。今回の戦闘は、ほとんど幻術系で分かりにくい所もあったし。 そしたら、最後の独白。告白。 何なんだよ、この前に出夢読んでてよかった!! あの一言で瞬間涙腺危うくて、相当、人識・出夢コンビが好きなんだと再確認しました。 二人の掛け合いは二度と見れないけど。淡い期待さえ打ち砕かれたけど。残り2冊も楽しみです。
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