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恩田陸 『土曜日は灰色の馬』 [読書]

土曜日は灰色の馬

土曜日は灰色の馬

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 晶文社
  • 発売日: 2010/08/07
  • メディア: 単行本

ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなジャンルの物語を書き分け、多くの読者を魅了し続ける小説家・恩田陸。汲めども尽きぬ物語の源泉はいったいどこにあるのだろうか? ブラッドベリにビートルズ、松本清張や三島由紀夫まで、恩田さんが大好きな本・映画・漫画などを談丹奔放に語る、ヴァラエティに富んだエッセイ集。

8月発売エッセイ。
私としては、ここ最近のものまで収録されてたり書き下ろしを読めるだけで狂喜乱舞ものだったりします。(時々自分の依存心に怖くなるねw)
今回は恩田さんの好みの作品が紹介されていて、『小説以外』に近いエッセイかと。 『小説』は日常ネタも絡んでいたけど、今回は一貫して本の語りを。 嬉しい限りです。うむ。

そのなかの一部を。
【硝子越しに囁く】 執筆時のふとした時間。 エッセイでさえホラーになってます。 この人、ミステリを軸に書いてると思うのだけど、ときどき本場はホラーなんじゃないのかなぁ。
【深化する】 『猫を抱いて象と泳ぐ』が話題に。
【カバンにホントぐいのみを入れて】 内容よりも、このタイトルに惹かれたというくち。
【とある単語における一考察】
【挿絵の魔力】 『エルマーのぼうけん』は名作児童文学なのか! 知らずに夢中になって読んだ思い出が。

特に、第2章「少女漫画と成長してきた」が面白く読めたな。 同じ少女漫画読みとして共感もしやすく、一方でなるほどと思うこともしばしば。 
【恐るべき少女たち】 大好きな『小夜子』の話題が。 『聖ロザリンド』にとてつもなく惹かれる。 ”少女たちの奇跡の時間は短い”と書いてあったけれど、恩田さんはその僅かな一瞬のときを…少女たちを魅力的に描きますよね。(小夜子とか…理瀬とか…)

正直、自分が読んでないジャンルの本のネタはわからなかったり、あまり力を入れずに読んでるときもあったけど…ああでも、読めてよかったな。
こういう作者の好きな本を見ていると、そこから作品のルーツというか根幹というか、そういうものが見えてくるようで興味深いです。

☆いつまでも甘えベタな少女の物語ベスト10 と、
☆いつまでも夏が終わらない少年の記憶ベスト10 は、制覇したくなりました。


2010/10読了[るんるん] 拍手ボタン


タグ:恩田陸
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コメント 2

藍色

今まで読んできた小説を語る部分については、面白く読みました。
これからどんな世界を小説で表現してくれるのか?
期待に胸をふくらませ、待つことにします。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
by 藍色 (2013-11-29 12:30) 

香穂

☆藍色さん
恩田作品を構成する根幹の部分に触れられたのかなと思える一冊でしたね。
今後の作品も期待大です!(新作、待ち遠しいです・・)
トラックバックいつもありがとうございます。
返信させていただきました♪
by 香穂 (2013-12-04 22:15) 

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