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時雨沢恵一『メグとセロン(5) ラリー・ヘップバーンの罠』 [ライトノベル]

メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)

メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)

  • 作者: 時雨沢 恵一
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 文庫

超お金持ちの子息・美男美女が集まり、学園内でも話題の中心である新聞部メンバー6人。学園地下の不審人物騒動や、探し物の依頼、新聞部合宿中の殺人事件などなど、なぜか必ず騒動に巻き込まれてばかりのメンバー―。今回はなんと!あのラリーにラブレターが!?これはまたひと騒動の予感…。恋あり、友情あり、ミステリーあり、のドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語、第5巻。

このシリーズ大好きです(唐突に)。 素敵な挿絵師に、可愛いキャラクターたち。
結構理想のライトノベルです。単発で読めるのもポイント。 今回は…和んだなぁ。
「あの」ラリーにラブレターが届くって聞いたあたりからして、何かが起きそうな予感だよね^^

久々に読むなぁと思ったら、実に前巻からちょうど1年経っていたんだ。 舞台は学園に戻って、あの限定された空気というか…学園内だけで起こるアレコレにトキメか(死語?)ずにはいられなかったです(笑) 
今回は、筋肉バカと言いたくなるようなラリー・ヘップバーンをメインに置かれていたので、肝心のメグとセロンのニヤニヤ…微笑ましいツーショットとかイロイロが少なかったのがちょっと残念でした。 けど、前巻であんなに接近したと思っていたのに新学期になっても新鮮なくらい慎ましやかな乙女してるセロンくんは健在で、笑えた!!

ラリーの件は、最初から結末はなんとなく察しがついたけど、それを他の新聞部5人も交えて奮闘しているのを見てるのは楽しかったです。
最後はリリア(前シリーズのヒロイン)も出てきたし♪ ヘタレ王子も出てきてほしいなぁ…セットでw

そこはかとなく、意外な人たちの間でフラグが立ったような気がするけど…それも進展があるかもしれないとちょっと楽しみにしておこうっと。 もちろん一番の期待はセロンの奮闘ぶりですが。


(4)エアコ村連続殺人事件(2009.3)

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タグ:時雨沢恵一
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コメント 2

takao

私もこのシリーズ,大好きです。
セロンの気持ちに気づかずないメグミカの行動と,それに一喜一憂するセロン。
そして,それを取り囲む面々の放つ空気がすごく素敵だと思います。
今回は,ラリーが主役でしたが,ラリーは今までとことんセロンに協力していたので,ようやく来たような春を祝福したり,「やっぱりかw」という具合を楽しんだり。
この巻では,ラリーがすごくかっこよかったです。

前の巻から1年は気づいていませんでした。
そりゃ,久しぶりに感じるわけですねw
早く続きを!と言いたいところですが,気長に待つのが吉そうですね。
by takao (2010-03-17 00:52) 

ミナモ

>takaoさん 
こんばんは~。
数少ない知り合いでメグセロ読者はあまりいないので…語れる方がいて嬉しいです♪
セロンやメグミカの一挙一動にニヤニヤしっぱなしですが、このシリーズって世界観…といいますか、この物語を包んでいる空気がわたしにはとても心地良くて好きですw
”ヘップバーンの騎士”はやってくれましたね!(ニヤリ)
ラリーのロマンスもちらりと気になっていたりしています。

そうなんですよ~、奥付を確認してみたら。
あまり待ちすぎずに、新刊が早く出ないかなぁと思わないようにしています(笑)
珍しいんですけれど、このシリーズに関してはまったり待ってもいいなと思えてしまいます^^*
by ミナモ (2010-03-18 00:18) 

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