藤原祐『アカイロ/ロマンス(1) 少女の鞘、少女の刃』 [ライトノベル]
●あらすじ●人間ではない『一族』がいた。ある山の奥深く、人の手の届かない場所で里を作り、ひっそりと暮らす―女しか生まれず、それ故に滅びかけていた『あやかし』。今までも、これからも、彼女たちは人の世から隠れ、人の世の狭間に生きていく、そのはずだった。しかし、その日。『一族』が起こしたある諍いは、小さな波紋となって町へと広がっていく。その結果として霧沢景介と灰原吉乃の前に現れたのは、枯葉と名乗る少女だった。彼女がふたりにもたらしたのは、運命か、或いは―。藤原祐×椋本夏夜のコンビが送る現代伝奇ファンタジー、ここに開幕。
シリーズ1冊目。心臓に悪かったよ…!!
情が入りかけてきたかと思えば裏切られ、希望を持とうとしても断ち切られ……。。とてもイラストからは到底想像できない話でした(けど、読み終えたあともう一度みると、「なるほど」と思っちゃうんだよなぁ。。)。
現代伝奇ファンタジー、でしたね^^** 和風ファンタジ―要素がむんむん、メインヒロイン確定っぽいところや、周りを美女で固められている…のに甘い雰囲気皆無にすこしパンチ食らいましたが、ラスト辺り見ると景介と枯葉にロマンスを期待してもいのかな!? 鬱ーな感情に引っ張られがちな景介(主人公)なので、あんましマイナス思考に向かわないよう枯葉とギャグちっくに絡んでもらいたいーww
だ け ど。景介にそれほど魅力を感じないせいか、上二人のロマンスより、少女たちの闘いを心待ちにしている自分がいたり、です……^^;
異性間より同性間の愛憎の方が惹かれるのかも。割と泥沼な物語になりそうですが、続き少し気になるなー。
★★★☆
>kaz777さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2009-02-08 21:13)