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『そして、警官は奔る』 [読書]

そして、警官は奔る (講談社文庫 た 101-3)

そして、警官は奔る (講談社文庫 た 101-3)

  • 作者: 日明 恩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/08/12
  • メディア: 文庫

●あらすじ●警視庁蒲田署に異動となった武本は、不法滞在外国人を母に持つ幼女監禁事件を追った。一方、かつての上司、潮崎は、武本の力になりたい一心で、独自に事件の調査を始める。そして、浮き彫りになる子供の人身売買や虐待の現実。法律では裁ききれない闇に、二人はどのような光を当てるのか?シリーズ第二作。


魅力的な警官たちが動き回るシリーズ第2弾。
ものっそいツボ警官が現れましたよ…和田さんらぶー。
この…気だるい雰囲気纏ってる中年オヤジ風なんだけど、犯罪者に対して異様な残虐性を出す彼が…!!やってることは”冷酷”なんですけど、んもうすごく好き!!そうなってしまった経緯とか知ると特に「好きだー!」て思いましたw(勝手にイメージつけると豊川悦司❤)

そんな”冷酷”の和田と、”キチク”の武本がパートナー と は !!(ぐはっ)
もちろん、武本&潮崎のペアもすごく好きなんだけど、上二人のタッグは性格もやり方も対極だから、それはそれですごく魅力満載。というか、武本という人物が何かを引き出すキーパーソン的な位置っぽい。無自覚なだけにいとおしい(≧▽≦///きゃー

和田&武本ペアだけに悶えてはいられない。そう、帰ってきましたよ潮崎さん!!前回と違ったのは、民間人の目線から事件を追っていこうとしてるところかな。懲りずに武本にご飯を差し出す姿に(嬉し)涙が。ああーそういう風に思ってそんなことやっていたのねぇ。ふ。 ペアを解消した後でも、武本と潮崎は細々と交流を続けてもらいたいです。()


キャラだけでも十分すぎるほど語れますがそれだけではないですよ(ただのキャラ読みではないということです;)。
前回だと麻薬とか政治面での裏ーな動きが細かく書かれていましたけど、今回は人身売買だとか、法律の穴を抉ってましたね。戸籍の話は授業でちらりとやっていたので、結構楽しめました。それと女性が怖い^^ このシリーズにマトモな女の人は出てこないのかしらー。


全体で見るとなんとなく心理戦みたいだなー。
大きな動きが減った分、人の内面を深く掘り下げていたように思えました。堂々巡り。
そのせいか、どうにも煮え切らないフクザツな気分。。
最後はやり切れないし。それでも、少ーし頑張ってみようって気になるのがこれの良いところなのかなって思います^^///

続刊希望!!


★★★★☆


(武本&潮崎シリーズ)
『それでも、警官は微笑う』(08/11/19) 
★『そして、警官は奔る』(11/23)


◆拝読しました!
狭間の広場さま


タグ:日明恩
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Betty

とっても気になります!
まだ2冊なので間に合いそう~☆
キャラがたっていて内容も読み応えがありそうなので今後読んでみたいと思います^^
by Betty (2008-11-25 11:11) 

ミナモ

>Bettyさん 
オススメですよ~(ニヤニヤ)
……なんだか私、やったらプッシュしてるような;でも、どれも面白いんですよー!!(汗
まだ2冊なので…❤ぜひぜひ♪
見た目も中身も読み応えたっぷりです★

niceありがとうございました✿


>おどんとグリフスさん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-11-25 23:18) 

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