『乙女なげやり』：ある休日のティータイム：So-net blog

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『乙女なげやり』　[読書] [編集]

作者: 三浦しをん
出版社/メーカー: 太田出版
発売日: 2004/06
メディア: 単行本

●あらすじ●暴走する乙女の魂、だだ漏れる煩悩。さまよえる乙女の必読バイブル。三浦しをんの爆笑ミラクルエッセイ最新刊。

しをんさんが降臨なすった！私の頭に降臨なすった！！

…というわけで、エッセイに対する見方が変わりました。私、今までエッセイは敬遠してたんですよねぇ…何か、苦手意識を持っていて。
それがコレで変わりましたよ。というかしをんさんのエッセイがどんぴしゃなんだってば！

ネタがネタなだけに本当に楽しめた。ところどころツボをぽすぽす押してきて、それがまた急にくるから構えることもできずにヒットしたりで。電車で読んでいて後悔しましたよ、まったく（≧▽≦///

以下、各章語り。

◆第1章：乙女寄り道
「少女漫画」について熱く語っていたのが印象的。というか、全編通して漫画ネタが多いのですが、この章の、特に白○社に対する声明文がもう…ツボ。「そうなの、そうなんだよ！」と思わず頷いてしまいましたｗ
しかしやおい語りは深い…イチローと松井の組み合わせを聞いて、頭が真っ白になってしまった私はまだまだです。

◆第2章：乙女病みがち
冷蔵庫と会話してるお父さん、素敵だ！！それがナチュラルすぎて普通に流すところでしたよ。。

◆第3章：乙女たぎる血
あんちゃんのリスト数を聞いてると、彼女の蔵書量はものすごいんじゃと冷や汗かきました…。軽く千…？
うーん、私も本棚がほしい。

◆第4章：乙女総立ち
ジロウとの決定的瞬間な出会いにゴロゴロ。こ…これは恥ずかしい！笑
ここらへんまでくるともはやしをんさんのオープンさにお手上げですよ（≧▽≦///

まさに乙女なげやり。タイトル通りの話ばかりでニンマリ…というか爆笑。
読み進めるごとに明かされるしをんさんの実態。
写真見て、このエッセイ読むとギャップに驚きます。うん、…これはすごい。しをんさんもだが、このエッセイに出てくる彼女の友人も面白い人たちだなぁと思ったり。テスト前に願掛けしようとするコが可愛かった…。。

そして見事、しをんワールドにはまってしまった者がここに一名。
文庫化されたエッセイ3冊衝動で買ってしまいました。すぐ読みたくて！！
しばらく乙女モードに浸ります。

★★★★（趣味に合ったエッセイ）（エッセイ面白いじゃん！）（気楽によめる）（心は乙女！）

タグ：三浦しをん