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『赤の神紋 第5章』 [├コバルト文庫]

赤の神紋〈第5章〉―Scarlet and Black (コバルト文庫)

赤の神紋〈第5章〉―Scarlet and Black (コバルト文庫)

  • 作者: 桑原 水菜
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 文庫
●あらすじ●暴漢に襲われ刺傷を負った榛原だが、幸い生命には別状なかった。術後、目覚めた榛原は、自分を刺した男を捜し連れ戻してくれと響生に頼む。『マクベス』の出演者でもあるその男を、降板させたくないというのだ。響生は榛原の舞台に対する執念に圧倒され、彼の頼みを引き受けた。一方、榛原が重傷だと知らされたケイは、慌てて病院へ向かう。そこで、榛原の病室にいる響生の姿を認めて…。

第5弾。
己の感情を認める響生。1・2巻辺りに比べてようやく落ち着いてきた見えてきました。今までのがかなりぶっ飛んで危なかったから、少しほっとしたり。
逆に危うく感じてしまったのはケイ。響生のような危うさではなくて、同じ精神面でもまだケイの方が幼稚…に見えたり。。思ったことをそのまんま叫んだり、自分が見えなくなってきている感じ。加えて、ケイを陥れようと新キャラも何やら手をだそうとしてますしこの先大丈夫なのかな、ケイ。てか、そんなに『赤の神紋』を演りたいのか。赤の神紋に対する異常な執着は榛原の過激な指導が元っぽい。ますます榛原が段々人に見えなくなってきてます。。

愛憎劇も5巻ですか。今のところ13巻まで刊行しているそうですが、…この物語は何処へ行き着くのか楽しみでもあり不安でもあり空恐ろしいです。


★★★

タグ:桑原水菜
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ミナモ

>kaz777さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-09-11 01:06) 

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