空の中 [読書]
- 作者: 有川 浩
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 文庫
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは―すべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント。--（紹介文より）--
自衛隊3部作・第2弾。今度は空のお話です。
物語は大人パートと子供パートが交互に語られていく感じ。
子供パートは読んでいて痛かった。
父を亡くして以来段々と危うい道へと行きそうな瞬が、
瞬を唯一のよりどころとしている未確認生物【フェイク】の存在が、
瞬のことを誰よりも気にかけているのに、彼が踏み外す一歩手前まで救いきれなかった佳江が。
まあその分、大人パートで非常に和ませていただきましたがｗ
て言うか、武田さん可愛いよ武田さん！！
クールキャラが貫ききれていない彼女が可愛いです♥
そしてあきらめ悪く彼女にかまい続ける高巳の存在も好き。武田と高巳のギャグちっくな掛け合いが最高でした♥
でも、まぁ…有川作品の中では少し、なんというか、…消化不良？
メインは瞬とフェイクの交流と思っていたので、最後は何だかんだうやむやになって、つまりは恋のお話ってコトで終わってしまうのが何とも。
や、面白いっちゃ面白かったのですが。…微妙な言い方だなー。
１票どうぞー。
タグ：有川浩
>ナツさん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-08-11 03:03)
>kaz777さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-08-11 03:03)