時雨沢恵一 『リリアとトレイズⅢ イクストーヴァの一番長い日・上』 [ライトノベル]
リリアとトレイズ〈3〉イクストーヴァの一番長い日〈上〉 (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢 恵一
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/03
- メディア: 文庫
★★★…冬休み・二人きり・ノロけ・襲撃者
リリアがアリソンと一緒に大晦日にトレイズのいるイクス王国へと向かうことに。
アリソンが気を利かせて二人っきりにしたのに、やっぱりヘタれのトレイズは大切なことも告げられないまま事件に巻き込まれてしまいましたとさ。なんじゃい。
せっかく二人きりの大晦日…舞台は整ってるっちゅーのに何の行動も起こさないというのかトレイズくん!!
リリアにベタ惚れなくせにやっぱりヘタれなのですか。
私はおおいに好きですが、ヘタれって。可愛いし。
でも、Ⅱの方が(個人的に)盛り上がっていた気が。半年も経つとあの熱気は下がってしまうのですかリリアさん。
まぁ、今回も2部構成だから下巻で盛り上がってくれる、のかなぁ。
さて。
今回はイクス王国で事件が勃発し、あのいちゃらぶ夫婦も巻き込まれ…って、アリソンシリーズの主要キャラがまたどんどん出るわ出るわ。
本当に、真の主人公sの影が薄くならなければいいのだけど。
襲撃者たちの目的は、本当にアレのためなのか。
あのお姉さんはやっぱりアノ人の娘なのか。
まだまだ真相がサッパリなので、下巻に期待!
(最後の短編の方が良い話、だなんて思ってませんよ多分)
ところで、序盤に出てきたリリアの親友?のメグミカって「メグとセロン」のメグ?
アリソンとリリアとを比べると、随分また新鮮な感じのヒロイン。
はやくこのシリーズに追いつきたいー、セロンー。
「えっと……。そうだ、もう少し何か食べる?」
「お主はわたしを太らせて食うつもりかー?」
「…………」
会話が続かない。
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