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「冷たい密室と博士たち」 [読書]

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: 文庫

同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが…。究極の森ミステリィ第2弾。



こてこての理系ミステリだったので、ミステリを楽しむどころか、とにかく読了しようと頑張った覚えがあった前作「すべてがFになる」。(以下F)
理系の方にはすんなり楽しめるらしいのですが、何せ文系頭なので…と言い訳しておく。
それでもやっぱりミステリは好きだし、何より犀川助教授と萌絵の淡々とした関係?が妙に気に入ってしまったため、懲りずに2冊目に手を出してみた。
…なんだか、Fの時よりすんなり読めた気が。ミステリも楽しめたし。
何より、初めてミステリもので犯人を当てることができてすごく嬉しかった(トリック云々はさておき、直感でいきました)。
トリックの解法とか、前回ほどではないが数学的知識を試されているようでやきもきしていたが、最後3Pで全てを許せた^^
やっぱりミステリな部分もいいけど、このシリーズは犀川と萌絵の二人の動きがすごい魅力的。私はこの二人の掛け合いを見るために読んでいるかもしれません。
今後どんな展開になるのやら楽しみ。
ちなみに、密かに国枝さんがお気に入りだったり。あのクールを越えた存在に圧倒されました。姉貴と呼びたいお方ですv

・・・もうちょっとすんなり落ち着いたミステリが読みたくなったり(それですんごい怖いやつ)。誰かオススメ教えてくださいナ。

タグ:森博嗣
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